2007年07月31日

◆色の「バリアフリー」

「バリアフリー」=誰もが暮らしやすいような工夫。
そんなふうに私は解釈しています。
「色」の世界でも、バリアフリーの必要性は存在します。
いわゆる、「カラーユニバーサルデザイン (色覚バリアフリー)」です。

色の感じ方が一般と異なる方のなかで一番多いのが、いわゆる色弱者です(色覚異常・色盲・色弱・色覚障害・色覚特性とも称されます)。日本では男性の20人に1人、女性の500人に1人、日本全体では300万人以上いるとされています。(中略)... こうした多様な色覚を持つさまざまな人に配慮して、なるべく全ての人に情報がきちんと伝わるように利用者側の視点に立ってつくられたデザインを、カラーユニバーサルデザインといいます。NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)より

今年の春に東京で行われた「COLOR SESSION 2007」というイベントに参加してきたのですが、
そこで出展されていた「バリアントール」という製品を体験させてもらってから、
私もこの「色覚バリアフリー」についての意識が強くなりました。


最近は車だけでなく電車で仕事先へ出かける事が増えてきたのですが、
大阪の地下鉄の路線など、沢山の色分けがされていますよね。
私もかなりの方向オンチなので、この「色」を一生懸命にたどって
自分の乗る電車のホームへはどこへ行けば良いのかを探します。

でも、もしこの「色」が識別できなかったら・・・
 
(右側の画像はイメージとしてモノクロ処理してあります)

色の見え方は、加齢によっても水晶体の黄変などから変化するといいます。

商品や広告などの印刷物、標識や案内表示などの街づくりにおいても、
識別の必要があるものを作るときは、色だけに頼るのではなく、
ラインを引いたり枠で囲んだり、明るさで大きくコントラストをつけたりする。



できるのが当たり前、見えるのが当たり前、わかるのが当たり前・・・
そんな中で生活していると見落としがちな事がたくさんありますが、
少しでも多くの人が、今より少しでも暮らしやすくなるように。

私にもカラーリストとしてできる事、これからもっと考えていきたいです。



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